【吉田】私は前職はデイサービスだったんですけど、もっとスキルアップをしてみたくて清峰園を選びました。最初は専門学校を卒業して、士別の別の特養で働いてたんです。その後に名寄で働きたいってなって、士別で一人暮らしするように。で、名寄で新しくケアハウスができるよって話を聞いたので、せっかくなら新しいところの方がいいかなと思ってそこで働きだしました。
その後、結婚や出産という人生のイベントを経たりと、なんだかんだあって老健に移って働いてたんです。その時はすでに子供が3人いたってのもあって金銭的にももう少し余裕がほしいなと思って夜勤もやってました。
それでもやっぱりお給料的にちょっと物足りない状態でして、生活の安定を求めて清峰園の正規職員をうけました。ちょうど知り合いがいたってのもありましたね。
【池野】すごい!挑戦ですね!
【平井】自分は吉田さんと同じ専門学校でして、そこを卒業してすぐ清峰園に入りました。元々家庭の状況が祖父母にずっと育ててもらっていたんです。父親はいたんですけど、単身赴任でずっと名寄にいなかったんですね。
でも祖父母ももうその時は60とか70とかだったんです。そんな年齢の人たちに育ててもらったので、何かあった時に恩返しをしなきゃなっていう思いが強くあって。そういう事情も合って介護をやろうと考えましたね。
【吉田・池野】へー!そうだったんだ!
【平井】そう、この仕事を選んだのはシンプルにそれが理由でした。だから「じいちゃんばあちゃんのお世話ができるのはどこかな?やっぱり施設かな」っていう感じです。名寄ではそういう場所はここしかないから迷わず応募して。そうしたら運良く受かったって感じです。
【池野】私は不安はなかったです。もう早く仕事がしたいって思ってました。以前は長く美容業界にいたんですが、ステップアップのために介護を選ぶと決めたんです。その時から仕事面ではもうやるだけやろう!っていう気持ちでいたので。
もちろん、働いた時にみんなに迷惑かけたりしないかなとかは思いましたし、そういう人間関係の面ではちょっと大切にしようとは考えてましたけどね。もしかしたらもうすでに迷惑かけてるかもしれないですけど(笑)
【一同】(笑)
【吉田】私は全然不安なかったです。というのも、ずっと介護の仕事しかしてないから、場所が変わってもやることは変わらないってのはわかっているので。
【平井】自分はもう専門学校が福祉の学校で、もうその仕事に就くって思って学校入ってるし、だいたい入ってやることとかもイメージできるから、そんな不安はなかったですね。
【吉田・池野】:そうそう!全然不安ないですよね。
【平井】学生の時にすでに実習に行ってるから、その時点でこんな感じなんだなっていうイメージもあるし、実際に入ってみても思ったのと違うっていうのはないですね。
【吉田】思ってたより忙しくないなってのはある(笑)
【平井】そうそう(笑)実習の時の方が大変だったなと。
【吉田】むしろ「ゆとりあるなぁ」くらいまで思いますけど、大変とかは思わないですね。
【池野】利用者の方に「ありがとう」とか「私幸せだわ」って言ってくださることがもう仕事をしてて一番嬉しい!!
【吉田】私は利用者の方に積極的に名前を覚えてもらうようにしてるんですよ。例えば自分を指して「誰?私だよ!覚えてる?」って感じで冗談半分にやったり(笑)それで覚えててくれたりするのが大好き。それが一番嬉しい。あれ大好き!
【平井】自分はある利用者の方が入所した時、めちゃくちゃ機嫌悪くて手出されたりで大変だったことがあったんですけど、ずっと寄り添って介護していたら、少しづつ自分のことを認めてくれたというか。それで自分の時だけはお風呂などの介助のときでも何も拒否なく任せてくれた。そういうときがすごく嬉しいですね!!
【吉田】わかるー!距離縮まった瞬間ってすごくいいですよね!
【平井】そうそう!そういうときは「やったぜ!」ってガッツポーズしてる(笑)
【一同】(笑)
【吉田】手を出されたり、怒鳴られたりとか、声大きい声っていうのが最初びっくり。認知が強まって手を出されてしまうことってやっぱりあるんですけど、なんとか止めるぐらいしかできない。でも相手も意外と力強いし、私女なんでやっぱね。そういうのは結構悲しいし、嫌だなと。
【池野】そうですね、わかります、、!
【吉田】給料ですね。
【平井】うん、そうですね〜。ここら辺の地域の介護施設の中で一番給料いいんじゃないかな?
【吉田】他の施設とかだと、夜勤をたくさんいれて稼ぐイメージなんだけど、ここだと昼勤の金額がいいですよね。夜勤自体もそんなに多くないし。ボーナスもしっかりでるのがいいですね。
【平井】ボーナスね!
【吉田】あと、今まで働いていて寒冷地手当っていうものをもらったことなかったんですけど、ここで初めてもらいました。そういうのがとにかくちゃんとしてる!
【池野】そう!ありがたいよね!!
【平井】市がやっているから、福利厚生的なものすごいしっかりしてますよね。
【池野】大きいですよね。そこはありがたい。
【平井】あとやっぱり休みやすい。何かあっても結構融通がきくというか。
【吉田・池野】それはめちゃくちゃありますね。
【吉田】すごい休みやすい!「この日ちょっと急に子供が、、」ってなってもうまく対応してくれますね。
【平井】もちろん人が減るので人手は足りないってなるけど、それでもどうにか回せるような体制が整ってるし、何かもうみんなもお互い様だよねみたいな雰囲気もあるから、休んだからと言って嫌な雰囲気にはならないですよね。
【吉田】ちょっと調子悪くなった時なんかでも「帰って休んでね」って言ってくれて。本当にその声掛けが一番嬉しいです。施設の見学ぐらいじゃ分かんないですよね。こういう情報ってなかなか出ないから。でも自分が入ってみて、本当に働きやすい職場だと細かい部分で実感しますね。
【池野】私もほんとそう思いますね。
【吉田】私はもう入ったときには子供がいたので対象ではなかったですけど、他を見てて思うのは例えば、出産後は子供が何歳までなら夜勤やらなくてもいいとか、そういうの細かいサポートがありますよね。
【平井】そうそう。しかも正職員・準職員関係なく使えるってのもいいですよね。
【吉田】ただ、入職前に出産が終わってる人は当てはまらないですけどね。だから私は当てはまらなかった(笑)
【一同】(笑)
【吉田】そうですね、研修も結構ありますよね。受けました。私もずっとリハビリで存在介助って言われてる排泄とか入浴とか食事介助をしてこなかったので、ここに入って丁寧に教えてくださいました。全部1からスタートしてます。外部研修も行きたいって言えば行かしてくれますね。
【平井】資格取得のための補助金も出たりしますね。
【平井】大きい目標はないけど、みんなの縁の下の力持ちみたいなポジションで頑張っていたいですかね。なので、リーダーとか主任とかよりはサブリーダーとかの2番手でみんなをサポートしたいですね。性格的にもそういう感じの方が向いてると思いますし、なんせ現場が好きなんで、管理職とかよりもずっと現場で動いてたいなっていうのがありますね。
【吉田】私も現場には居たいですね!利用者の方と話すのが大好きなんですね、基本的には話してたい。でもいっぱい資格取って、事務作業とかが増えちゃうのは困るかな(笑)やっぱり現場が好きなので。でも資格は欲しいなと思います。例えば喀痰吸引は資格が必要だから、無いと夜勤の時困るので欲しいですね。
【池野】私はもうここに入職する前に初任者研修と実務者研修を取ってきたんですけど、今後は介護福祉士の資格取得を目標に頑張って行きたいと思います。なかなか勉強できないんですけどね(笑)
【平井】もし最近ここ数年で資格取った人に聞けば、色々教えてくれるんじゃないですかね?
【池野】それならありがたい!資料請求しても勝手が分からないから、どこに何を書いていいのかとか難しくて大変で。手続きが(笑)とにかく、それが目標です!(笑)