【宍戸】福祉の仕事がしたくて受けました。ここを選んだのは地元だったからですね。この施設ができるって話を聞いた時にすぐに応募しようと思いました。
【楢山】私は異動で去年こちらに来たんですけど、私も福祉の仕事がしたくてここにきました。あと、おじいちゃん子だったので、おじいちゃんが好きなんです(笑)
【一同】(笑)
【楢山】最初は特養の介護士をしてて、その次にデイサービス行って相談員をして、去年こっちのケアハウスの相談員になりました。けっこう転々としてますね。社会人入ってからもずっと介護の仕事ですね。
【宍戸】入った頃はまだ20歳ぐらいだったからか、全然不安もなく働いてました。
【楢山】名寄で唯一の事業団で安定してるので、特に不安はなかったですね。人間関係の不安も特には。あとここの開所のときには同じ年齢の人がほとんどでヨーイドンだったので、みんな仲良かったです。
【宍戸】印象と同じだと思いますね、そんな悪かった印象はないなぁ(笑)また、当時の状況が本当に今と違うから、本当に休みもなくがむしゃらに働いてました。今はだいぶ違いますね。
【楢山】私も色々異動してるんですけど、そうですね、、志が一緒な人がいるので、それに向かって勉強会したりとかっていうことはあったので、すごく勉強になりました。
【宍戸】利用者さんやご家族さんにありがとうって言われた時ですね。例えば利用者さんが家にいられなくなって施設に入る時に、挨拶に来てくれたりする家族さんがいて、その時にお礼を言っていただけるのはすごく嬉しいですね。
【楢山】ご指名があったときですかね(笑)
【インタビュアー】ご指名があるんですか(笑)
【楢山】相談員になると、契約の時とか最初の窓口がだいたい私になるので、皆さん何か困ったら頼ってくれるっていう感じなので、声をかけてくれるのは嬉しいですし、そういう関係がいいですね。スマホの使い方がわかんないとか家電の操作が分かんないとかそういう小さいことも多いんですけどね(笑)
【宍戸】なんだろう・・・
【楢山】え?しんどいことない?(笑)
【宍戸】そうですねぇ、、私は介護員だったから、相談員になった時がしんどかったかな、、事務仕事が多くて(笑)ずっと現場だったので。現場が好きですし、それをやりたくて入ってるから、事務仕事をするとは思ってなかったですよね(笑)
【楢山】私もそうですけど、数字の仕事をするとは、、って思いましたね(笑)数字は苦手だからこの仕事を選んだところもあるんだけどなって(笑)
あとはそうですね、ご家族と利用者さんとか入居者さんとの関係が良くないとか、仲裁じゃないですけど、板挟みのような状態になることもあって、そういうときはちょっと辛いかな。
【宍戸】そうですね。女ばっかりですけど人間関係はいいですね。また、なんだかんだ割り切って仕事してくれてると思います。
【楢山】私は給料の安定ですね。
【一同】わかります!そうですよね(笑)
【インタビュアー】じゃあ安定はここに決めるきっかけでもあったということですかね?
【楢山】いや、決めるときはそうでもなかったです。働いてから色々状況が変わって、そこで安定を実感したっていう感じですね。
【楢山】ガッツリ私は育休を取りましたね。子供が1歳半になるまで取りました。普通に取りやすいですね。ウチは子供が2人いるんですけど、1人目の時はまだそこまで整備されてないかなって部分も合ったんですけど今はかなりいいですね。育休後も夜勤の無いところに異動させてくれたり。
私の時よりもちょっと後に取ってた人は、時短で勤務後勤務とか、子どもの看病休暇だったりとか、有休と休暇をうまく使ったりしてましたね。
【宍戸】資格取るときは室長もそれなりに時間をあけてくれたり休んでいいよって言ってくれますね。そういうことを言いにくい空気はないですね。ただ、資格はすでに持って入って来る人が多いからそこまで利用は多くないかもしれないですね。
【楢山】事業団全体の研修とかは定期的にありますね。あとは部署ごとに救急時の研修や移乗介助の研修をやったりとかですかね。あとは、「◯◯の資格を取りたいです」って言った時に、行けるようにその時の上司と時間を調整したりはしました。費用のサポートもありましたね。
【宍戸】今の雰囲気のままで、もうちょっとスキルアップしたいですね。例えば今だと介護報酬などがいろいろ変わっているので、その勉強をしたいと思いつつも業務に追われているので、もうちょっと余裕を持って仕事がしたいですね(笑)
【楢山】結構いろんな分野に異動しているので、それもあってオールマイティーな人になりたい(笑)事業団内にある事業所のどんな職種でもできるようになりたいっていう感じですかね。まだ行ったことないところもありますけど、色々と経験ができたらいいですし、同じようなことを目指す人のサポートもできたらと思っています。